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オーガニック・ダンス・ミュージックの桃源郷=Shanglira

進化を遂げるダンスミュージック
音楽の歴史が始まって以来、人は音楽に合わせて歌い、踊り続けてきました。 そしてその踊るための音楽=ダンスミュージックは時代と共に移り変わります。。 その昔、クラシックと呼ばれる音楽はルネッサンス時代には流行の最先端のダンス・ミュージックであっただろうし、 1900年代に入るとデューク・エリントンが現れ若者はジャズに熱狂し一晩中踊り明かしたことでしょう。 その後も、ロックンロール、ソウル、ファンク、レゲエ、ヒップホップ、ハウス、テクノなど時代と共にダンスミュージックは大きな変化を遂げてきました。

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ダンスミュージックの流れを変えたヒップホップ
その中でも、最も革新的な出来事がヒップホップの出現でしょう。
ヒップホップは同じレコードを2枚同時にプレイすることによって、同じビートをループさせるブレイクビーツを発明しました。それは、楽器ができなくても1人で音楽を奏でることができるという新たな発見で、このヒップホップの波に多くの若者がのめりこんでいきました。 そして、1990年代に入るとパーソナル・コンピューターが一般家庭にも普及し始め、技術の発達によって音源のサンプリングや自宅録音などが容易になり、プロ・アマ問わず音楽の探求者たちは最新のテクノロジーを駆使し、ハウスやテクノ、トランスといった様々な新しいビートを生み出していったのです。

音楽の聴き方の変移
技術の発達やインターネットの普及は楽曲制作だけでなく、音楽の聴き方をも変えました。
音楽ソフトは塩化ビニールのアナログ盤からCD、そして今では音楽がデジタル信号化されたことによって実態のないデータが音楽の形となりました。
また音楽のメインストリームも通常の8ビートの楽曲よりもよりダンサブルな踊りやすいビートのバスドラムが等間隔に1小節に4分音符が4回続くリズム「4つ打ち」が主流となり、バンド演奏よりもDJに、レコードストアでCDを買うよりもインターネットで宅配か音源のダウンロードがメインストリームと様替りしました。

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ムーブメントの揺り返し
しかし、いつの時代も何か動きがあれば、その動きに反する別の動きが生じるもの。
アメリカの60年代-古い価値観や既成概念からの離脱を目指したヒッピーが出現したように、イギリスの70年代-巨大化するロックビジネスに反してパンクが出現しました。実際に今はCDの売上が減る一方アナログ盤の売上が伸びているという現象が起こっています。そしてこの瞬間、デジタルミュージックの総称であるEDM(Electric Dance Music:エレクトリック・ダンス・ミュージック)が急速に拡大化していく一方で、EDMを生の楽器で演奏するバンドがシーンを賑わせはじめています。

そのようなEDMを生の楽器で演奏するバンドの大きな特徴は、ヒップホップ、ファンク、ハウス、テクノ、トランス、ダブステップなどの最新のビートからジャズやロック、ファンクなどのルーツ・ミュージックを網羅する多様性、そして卓越した楽器演奏技術に裏打ちされた人間味あふれる表現方法、生身の人間だからこそ可能な即興性やオーディエンスから受け取るヴァイブレーションを演奏に増幅させるケミストリー、これら全てが有機的に絡みあいながらブレイクビーツをでダンスフロアーを盛り上げます。

シャングリラはこのようなアーティストのCDリリースと来日公演をサポートし、日本と世界の国際交流を目指し音楽の発展と世界平和に寄与していくための新たなプロジェクトとして立ち上がりました。